世界の12の先住民族の物語を紡いでいく旅。ドキュメンタリー映画「響き 〜RHYTHM of DNA〜」
HOME
12の先住民族
ミッション
製作会
賛同者
DNA
HOME
ドキュメンタリー映画「響き 〜RHYTHM of DNA〜」
先住民族へのインタビュー
あなたたちが大切に守って来た物語を教えてくれませんか? 先祖からの愛のメッセージを、地球のみんなで共有する時が、今、だと思います。
HIBIKI アドベンチャーニュース
ドキュメンタリー映画「響き 〜RHYTHM of DNA〜」 イントロムービー 2分26秒

東日本大震災追悼式 お祈りを捧げるアボリジナル 2012年3月11日、東日本大震災から一年後の追悼式に、オーストラリアの先住民族アボリジナルの女性たちが来日して、歌と祈りを捧げた。

 それは、アボリジナルの居住区にはウランの鉱山があり、それを先祖代々から守って来たのが彼らであるが、しかし、文明の波が押し寄せて来た近代に、そのウランを「自分たち」が流出させてしまったので、このような災難を日本にもたらせたと、その大地の怒りを鎮める為のお祈りだった。

 アボリジナルは何千、何万年も前から先祖から伝わる「口伝(くでん)」だけで、ウランの山を守って来た。それがどういうものかも知らずに。

 彼らから遠く離れたアメリカ大陸の、ネイティブ・インディアンのホピ族も同じくウランの山を守って来た。

 ただの偶然ではない。

 僕たち人類の先祖は、ウランがどういうものかを知っていて、それを使うということが子孫たちにどういう影響を与えるかも知っていたのではないか。

 とても重要だから「口伝」したのだ。

 原子力を知っていたのだ。人類がコントロール出来ないエネルギーに、手を出すなというメッセージを、アボリジナルとホピ族は、気の遠くなるような年月をかけて守って来たのではないか、と思う。

 地球には、ウランにまつわるメッセージの他にも、遥か昔の先祖から伝わる「口伝」を、大切に守って来た先住民族が多くいる。

 そのメッセージに出会い、紡いでいく旅が
 ドキュメンタリー映画「響き 〜RHYTHM of DNA〜」である。

太古から伝わる真理は、「文字」ではなく、「物語」として、世界各地に残っている

 なぜ「物語」なのか。

 例えば、日本の天皇系、宮中には「文字にしてはならない」ルールがあり、多くの伝承は、今でも巫女による口伝だという。修験道でも、師匠から弟子へ大事な真理は口伝である。

 世界各地の先住民族も、口伝、つまり物語として今もなお子孫たちの大切なスピリッツに継承されている。

 口伝は、一見、軟弱な「記録」に見えるが、そうではなく、確実な「情報」の記録方法だと思う。

 紙は燃えると無くなる。文献が燃えて、消えていった歴史上の文化は数多い。

 では、電子データに頼りきった現代はどうか?
 これはもっともろい。DVDの記録媒体はもって10年くらいと言われる。

 あとは、原始から存在する「石に掘る」も確実と言えるが、伝える情報量とニュアンスは限られる。

 しかし、口伝は、物語を知っている人が生きている限り、「伝わる」、「記録される」のである。それが、先祖代々から伝わる「物語」だ。

 「物語」はファンタジーに思われがちだが、「正確な太古からの記録」ではないかと思う。
 ドキュメンタリー映画「響き 〜RHYTHM of DNA〜」は、世界の12の先住民族を取材する。

 彼らが持っている「物語」を紡いでいくのだ。

 太古からの人類の歴史を、眠っているその記録を、クールに、別の言い方をすれば、科学的に取り上げるドキュメンタリーとも言えるだろう。でもって、ファンタジー。

 粋な科学であり、クールなスピリチュアルとも言えるだろう。そのチャレンジである。

 12の先住民族の物語を紡いだら、「地球」のその大きな愛の「環」の中に人類がすっぽり包まれているのに気づくのではないだろうか。

HIBIKI Color 赤:太陽 黄:月 白:宇宙 これらの色を合わせて「世界」を意味する。